“機甲猟兵メロウリンク”次回予告集
    各話の次回予告は情報将校キーク・キャラダイン中尉の独白の形で語られた。



第1話「ウィルダネス」予告

 予告なし



第2話「コロシアム」予告

 予測された通りに復讐は始まった。
 次はあんただフォックス。あんたはなんせスターだ、このタ・ビングの町では目立ちすぎるよ。
 死神の目をかわすにはな……。



第3話「ジャングル」予告

 ハンティングってものは、そりゃあ楽しいものさ。
 ただし、狩る側に回らなきゃ話にならない。たっぷりと泥水の中をはいずりまわって、最後には牙をむく。そんな生きのいい獲物に出会えばハンター冥利に尽きるというもの。
 そうだろう?スヌーク少佐。



第4話「リーニングタワー」予告

 狙うつもりが、反対に狙われる。世間にはよくあるこった。
 荒野にぶっ刺さった宇宙戦艦に仕掛けられた罠。百年戦争の名残が朽ち果てる前に放つ毒の数々。メロウ、こいつはけっこう手ごわいぞ。
 だが、自分が仕掛けた罠に自分がはまっちまうってことも、まま世間にはあるこったが。



第5話「バトルフィールド」予告

 停戦直前の惑星ミヨイテでおこった一機甲猟兵小隊の敵前逃亡。軍事物資強奪事件と思われたこのプランバンドール・スキャンダルだが、こいつがけっこう根が深い。
 酸の雨がふりそそぐ荒野で、事件のいきさつをしみじみ思い出すなんざ……メロウ、おまえもけっこう暗いぜ。



第6話「プリズン」予告

 ドッパー刑務所、一度はおいで。よせる荒波、身を禊(みそ)ぐ。
 メロウ、刑務所ってところは入るには簡単だが、出るのは難しくできてる。行きはよいよい帰りは怖いってね。
 聞くところによれば、所長のバンスは大層なサディストだってことだぜ。
 まあ、虎穴にいらずんば虎子を得ずってことわざもあるがな。



第7話「レイルウェイ」予告

 ヂヂリウム秘密輸送の情報をつかんだ俺は、バラシュトラ山系を走る横断鉄道に乗り込んだ。
 メロウ、お前には会えると思っていたが、それにしても意外な大物が乗合わせていたものだ。
 いよいよプランバンドール・スキャンダルの本筋が見えてきたぜ。



第8話「ゴーストタウン」予告

 復讐とはいえ……メロウ、今までの手際はあざやかだったぜ。だが、所詮やつらは軍からはじき出された連中だ。
 今度の相手はちょっとばかり歯ごたえがありそうだ。なにせメルキア機甲兵団にその人ありといわれたボイル少佐が率いるAT一中隊だ。
 さてメロウ、正規兵相手にどう戦う?



第9話「フォレスト」予告

 ズルズルと深まるスキャンダルの泥沼。事の起こりに軍中枢の機密が匂う。
 陰謀をはぐくむ古城を舞台に、メロウとルルシーの連携がさえる。



第10話「キャッスル」予告

 マズイやつに好かれちまったなあ、メロウ。
 ボイル少佐といえば、第18メルキア方面軍きってのタフなボトムズ乗りだ。だが、敵さんから挑戦予告をつきつけられちまっては避けるわけにもいくまい。
 見せてもらおうじゃないか、極めつけの戦いってやつを。



第11話「ベース」予告

 どうやらスキャンダルの核が見えてきた。いよいよ大詰めも近しってところだな、メロウ。
 だが、今までみたいに死体から這い出てきた蛆虫を一匹一匹ひねりつぶすような訳にはいかない。頭のてっぺんから足の先まで固められたミリタリー・シェルの中にやっこさんは潜んでるんだからな。



最終話「ラストステージ」予告

 こだわりって奴はまったく厄介な代物さ。メロウ、そいつはお前だってよく分かってるはずだ。
 計画は九分どうりうまくいっていたんだが、肝心のお前を取り逃がしてはな。
 さあて、お前を釣り上げるとっておきの餌を出すとするか。



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